この記事では、物件の内見で重要なポイントをまとめています。
何となく物件を内見するのは危険です。
不動産屋さんも悪い情報を出して、あなたに逃げられるのを防ぐために、最大限言わないようにしています。
なので、自分の目で確かめるためにも、内見前に確認しておきましょう。
全知識。物件の内見・下見・見学
まずは地図で周辺環境を調べる
まずは複数の不動やさんから情報を集めある程度絞り込んでからな意見を始めるのが賢いやり方です。
物件情報はあればあるほど良いものです。
気に入りそうな部屋があったらすぐに不動さんに連絡してファックスで間取り図を送ってもらいましょう。
そして間取り図などの資料もらったら、地図を用意して周辺の下調べをしておきましょう。
物件の価値は広さや設備だけでなく、周辺環境もひっくるめて評価しなければなりません。
ファックスがなく不動やさんで物件情報をもらう場合は市販の地図・地図アプリで対応しましょう。
交通手段や公共施設を確認する
駅からの距離
まずは駅からの距離です。
物件情報の表示では駅からの徒歩時間を「1分=80m」で記しています。
例えば、徒歩5分の駅から道順に沿った距離で400メートルになります。
但し、途中になかなか開かない踏切があったり、なかなか青にならない大通りの信号があったりして、実際には5分以上かかることがあっても、表記は「1分=80m」で計算されるので注意しましょう。
ちなみに「1分=80m」は、時速4.8kmなので、女性の場合は表示よりも時間がかかるかもしれません。
交通手段
次に交通手段です。
物件によっては電車なら下北沢駅が最寄りだが、東北沢駅までも歩けるし、井の頭通りまで歩けばバスがある、など他の駅や交通手段がある場合もあります。
バスが利用できる場合には時刻表や最終バスの確認をしておきましょう。
ガソリンスタンド・一方通行など
車移動が多い人はガソリンスタンドの位置も確認します。
さらに一方通行表示にも注意が必要です。
一方通行だらけでなかなか家にたどり着けないこともあります。
公共施設
最後に公共施設です。
図書館や郵便局などの位置も地図上でみつけておきます。
役所や出張所幼稚園や学校交番病院など銀行も必要です。
まずは1人で物件を見に行く
複数の不動やさんから集めた複数の部屋をまとめて見て回ります。
最初はできるだけ不動やさんの動向なしで見に行くことをお勧めします。
この時点では無い件はまだしません。
周りの環境と建物だけを見ていきます。
不動やさんの営業マンと一緒に守ると断りづらくなるということを覚えておいてください。
・周辺環境
・コンビニやスーパー
例えば近くにスーパーマーケットやコンビニがあるのか。
あったとしたらその質はどうか。
営業時間はどうか。
などを確認しておきましょう。
管理の良し悪しから部屋の質を推測する
郵便ポストなどの共有スペースがある場合は、掃除具合を確認します。
また、敷地に雑草が生えていないか、階段は錆びていないかなど目を配っておきましょう。
良い大家さん、いい管理会社というのは細かいところまで気を配っているものです。
建物の外壁にひび割れがある場合は、雨漏りの原因になりますし、そもそもこういうリフォームを怠っているようでは信頼できる大家さんとは言えません。
管理がしっかりしていれば部屋の中身にも期待が持てるし、汚れて入れば要注意です。
ごみの出し方を見て、住民の質を推測する
ゴミの出し方1つに注意の意識を見ることができます。
共同住宅をひとつのコミュニティーですから、他人に迷惑をかけないように生活するというモラルが必要です。
しかし、収集日でない日にゴミが置かれていたり、分別もされず散乱していたりするようでは、コミュニティーとしてのレベルが低いと言えるでしょう。
防犯対策
エントランスにポストや宅配ロッカーがある場合はそのカギと防犯性を確認しておきます。
オートロックキーのマンションでも、こうした場所から個人情報が流出していくのは同じです。
自転車置き場などの共有スペースがある場合、ある程度視界の良い居場所でないと盗難の被害にあう可能性が高まります。
参考図書:家を借りたくなったら