不動産屋さんは、契約するまで常に無料で皆さんに情報提供してくれるありがたい存在です。
彼らを情報提供者つまりエージェントだと考えましょう。
想像してみてください。
そのエージェントが実力不足だったり、あなたの事を気に入らないと感じた時点で、あなたに良い物件の情報は入ってきません。
なので、この記事では
- 良い不動産屋、悪い不動産屋の見分け方
- 不動産屋に気に入られるコツ
を紹介しています。
良い不動産屋の選び方・悪い不動産屋の見分け方
不動やさんには2種類あります。
- 私たち借り手にとって有益な情報を丁寧に提供してくれる不動産屋さん
- 大家さんにとって有益である不動産屋さん
です。
大家さんいとって有益な不動やさんとはどんなことでしょうか？
簡単に言えば何ヶ月も埋まらない空室を埋めてくれる不動産のことです。
こういった不動産屋さんには何か特別テクニックがあるのでしょうか？
いいえそうではありません。
大家さんにとって有益な不動産屋の手法は
・お客様を絶対に逃さのがさない
・他の店には行かせない
・その日のうちに契約を迫る
といったものです。
おそらく次のような言葉を連発してくるでしょう
「この物件は非常に人気があって、他に2名の方がすでに契約を検討しています」
「今日中に契約しないとおそらく無くなってしまいますよ」
「この物件をこの週末さんにの方にあんな予定です。おそらくそれで決まるでしょう。もし気になってるなら、今日中に契約したほうがいいですよ」
「こんなにいい物件は朝になると無くなってる可能性が高いですよ」
などです。
しかし、今は日本の人口より、物件に居住出来る人口の方が多いので、ほとんどのエリアで空室の賃貸物件がたくさん溜まっています。
よほど人気な物件を探しているわけでもない限り、焦って契約する必要もありません。
契約合意をその日にさせるようなところは、大家さんにとって有益な不動屋さんなんだなという考え方を忘れないようにしましょう。
不動産屋さんに気に入られるコツ
不動産屋さんも人間です。
気に入った人には、是非良い物件を紹介したいと思います。
不動産屋さんに気に入られるコツの大前提として、
「本気であることを示す」
ことが重要です。
何となく物件を見に来た人に、良い物件を紹介している暇なんてありません。
なので、ここではどのように本気であることを示すべきか？を紹介します。
その方法は以下の３つです。
- 条件をはっきりさせる
- 返事を必ず返す
- 良い借り手だと思わせる
条件をはっきりさせる
条件がはっきりしていないと、不動産屋さんもどれを紹介すべきか困ります。
また、本気で探してる人が物件に対して、具体的な条件を持っていない事はありません。
なので不動産屋さんに行く前に、絶対に外せない条件を１，２個用意しておきましょう。
私の場合、家賃は7万円以下・駅から15分以内という条件を指定しました。
結果的に「ユニットバスであれば物件があります」と、かなり良い物件を紹介して頂きました。
返事を必ず返す
Faxかメールで情報が送られてきたら、
「ありがとうございます。これから検討してみます」
というような返事をしましょう。
そして、検討みたけど気に入らない物権に対して、どこが気に入らないのか・どこか悪いのかを具体的に説明します。
例えば、
「周りの環境は静かに気に入ったけれど、駅から18分はやっぱり遠く感じるので、15分以内のものを紹介してください」
など、相手が探し出してくれた情報に対して、何らかのレスポンスをしておけば、不動産屋さんは「このお客さんは本気だな」ということで部屋を探し続けてくれます。
良い借り手だと思わせる
借り手が不動産さんを選ぶように、不動産屋さんもいい借り手と悪い借り手を見分ける必要があります。
どれほど良い不動産屋さんだったとしても、「この人に貸したくない」と思われると、悪い不動産屋さんに様変わりします。
なので、まずは不動やさんから信用されないことには、良い物件を紹介してもらえません。
その基準となるのが支払い能力です。
あなたがしなければいけないのは、
- 支払い能力を証明すること
- 家賃の滞納しない・部屋を汚さない・近所に迷惑かけない人間性をアピールすること
です。
支払い能力に関しては、保証人などの関係があるので、解決出来ない部分が大きいです。
しかし、人間性をアピールするには、接する態度などで大きく変わります。
不動産屋さんと話すときは、礼儀正しく、関わりやすい人間性をアピールすると、結果的に良い物件に巡り会えるでしょう。
参考図書：家を借りたくなったら
