この時期は引越しの中でも、一番手続きが多い時期。
というのは、役所での手続きなどは2週間を切らないと手続き出来ない事が多いのです。
手続きに関しては、世帯状況や住んでいる地域によって異なるので注意が必要です。
役所で全て聞くとかなり時間がかかるので、事前にやることを把握しておき行動することをオススメします!
【2週間前~1週間前】引越しやることリスト
市区町村の役所での手続き一覧
ここでは、役所で必ずやるべきことをまとめています!
それぞれの地域によって若干異なるため、やることを理解した後に役所で確認するようにしましょう!
やること | 手続き先 | 必要書類 | 手続き方法 | 手続き者 |
---|---|---|---|---|
転出・転居届 | 地域の役所・役場 | ・免許書 ・印鑑 |
直接訪問 | 本人or配偶者 |
印鑑登録の手続き | 地域の役所・役場 | ・免許書 ・印鑑 |
直接訪問 | 本人or配偶者 |
国民健康保険の 資格喪失届 |
地域の役所・役場 | ・免許書 ・印鑑 ・健康保険証 |
直接訪問 | 本人or配偶者 |
国民年金の手続き | 地域の役所・役場 | ・免許書 ・印鑑 ・年金手帳 |
直接訪問 | 本人or配偶者 |
子ども(児童)手当の 受給事由消滅届の手続き |
地域の役所・役場 | ・免許書 ・印鑑 |
直接訪問 | 養育者 |
■転出・転居届
まずは「転出届」を提出し、「転出証明書」を発行してもらいましょう!
転出証明書は、この地域から出て行くことを証明する紙です。
また、同じ市区町村内で転居する場合は、「転出届」ではなく、転居後に「転居届」を提出することになります。
転出・転居届の手続きは引越しの2週間前から可能なところが多いです。(印鑑を忘れずにね!)
ちなみに、転入届というのを引越し先の役所に出すことで、住民票の移動が完了します。
「住民票の移動」=「転出届・転入届を出す手続き」という理解で大丈夫です!
役所に出向くことが出来ない場合は?
仕事などで忙しい場合は、2つの方法で転出・転入届を出すことが出来ます。
全て旧住所の役所になるのでご注意を。
- 1.ご両親や親族に転出届の手続きを依頼する
地域によって異なりますが、「委任状」が必要になる場合もあります。 - 2.郵送で行う
郵送で行う場合は、郵送期間を考慮して、出来れば1ヶ月前に行って下さい。(※不安な場合は役所に確認しましょう!)
また、以下の3点が必要です。
・転出届(必要項目を記入)
・身分証明書の写し(コピー。本人確認書類とは?)
・返信用の封筒(返信切手を忘れずに貼って下さい。)
■国民年金の手続き
国民年金に加入している人は、新しい住居の市区町村役所にて、住所変更の手続きが必要です。(※国民年金手帳を忘れずにね!)
これを忘れると、年金額が減ったりするので、忘れないようにしましょう!
役所で手続きを行うのは、第1号被保険者のみです。
※第1号被保険者とは?
20歳以上60歳未満の自営業者・農業者とその家族、学生、無職の人等、第2号被保険者、第3号被保険者でない者です。
また、第3号被保険者である方(会社勤務者の配偶者)は配偶者の会社にて変更を行います。
この辺りは地域によってバラバラなので、一度確認してみてくださいね!
■国民健康保険の資格喪失手続き
国民健康保険とは、職場の保険(社会保険や共済組合保険など)に加入していない「第1号被保険者」が加入する保険です。
自営業者や農業漁業従事者などがこれに入っています。
(つまり普通の会社員であれば、会社がやってくれるので必要ありません)
引越しをするときに、資格喪失手続きをしないと、以下のようなデメリットがあります。
手続きが完了していない時に病院へ行った場合
医療費を全額負担(加入手続きが完了すれば払い戻し)しないといけない。
完了の手続きが遅れた場合
加入の手続きが遅れた期間(最大2年)をさかのぼって、保険料を収めることになる。
自営業者、農業漁業従事者は充分注意しましょう!
■印鑑登録の廃止
印鑑登録をしている場合は、廃止の手続きが必要。印鑑登録証を持参して手続きしよう。
自治体によっては、転出届を出せば、自動的に印鑑登録を廃止してくれるところもあります。
ちなみに印鑑証明書は各市区町村の役所や証明書発行センター(住基カードがあれば、コンビニなどでも取得可能)です。
■その他、福祉・医療・手当関係の手続き
以下に該当する人は、事前に必要書類を確認の上、同じタイミングで手続きを終えられるようにしておきましょう!
- 乳児医療費助成や児童手当
- 介護保険
- 後期高齢者医療費助成
■犬(ペット)の登録変更
旧鑑札、予防注射済票、印鑑を持参して手続きする必要があります。
市区町村によって、
- 転出時には特別な手続きが不要
- 申請先が管轄の保健所になる
など、様々です。これも事前に確認しておきましょう!
梱包スタート
この時期になると、持っていく物もだいたい揃っているはずなので、梱包をスタートさせましょう!
もし梱包をしている時点で、引越し業者に伝えている量より多くなっている場合は、早めに伝え直しましょう!
当日になって言ってた量より多いとなると、追加料金がかかることもあります。
とにかく引越しは早めの行動を心がけるようにしましょう!